通常羽化組の蛹ちゃんたちがまだまだ残る中、すでに反省点が出てきました
2019年ペアリングの子たちが羽化してきていますが大幅に改善した点は2つ
・おとめ菌での飼育
・羽化補助の技術向上
パカちゃん0を目指して作ったおとめ菌、今のところパカちゃんは0です
パカちゃんが出たところでおかあさんの可愛いペットちゃんコーナーの住人に入居されるだけで、例年通り溺愛しますし特に気にはしないのですが、できればみんな元気に羽化させてあげたいのが本音です
その点でおとめ菌の効果があったか?と問われたら間違いなく2017年・2018年より大幅改善しているようです
もちろん幼虫段階や蛹化の失敗等で亡くなってしまう子も出ているのですが、成長過程を乗り越えて蛹になった子たちに大きな異変は見られず、羽化までよいしょよいしょと頑張ってくれています
途中離脱する子を0まで持っていくのが今後の課題ですね
次に羽化補助
昨年までも何頭かはやっていたのですが、本格的に羽化を見守って仕組みを理解できたのは2019年組の今年からで、前半羽化の子たちには補助が甘く上翅に水疱や少し開く等の技術不足による甘さが出てしまいました申し訳ない
下翅の右利きや左利き、蛹の殻の色から見る羽化の難易度など学ぶことも多かったです
そして未だに対処方が全くわからないのが下翅の肩が落ちて収まらない肩落ち対策
上翅は閉じているものの肩が落ちてペコちゃんが3頭もいます
肩が落ちてしまうと下翅の位置が完全にズレてしまうので格納は難しく、歩行に支障が出てしまうので翅先を切ってしまわないとお腹の収まりもどんどん悪くなってしまいます
あ!落ちそう!って瞬間はわかるのですが、そこからのリカバリが全くわかりません
下翅を正常な位置に持ってこられるような羽化補助技術が必要なんでしょうね、難しい(´・ω・`)
2017年組で82mmの男の子を出した自己ベストをやっと更新したのは間違いなくまぐれでしょう
83mmの子が出たら万歳しようね!が目標だったのでおかしいのです
最大の失敗は暖冬だからと早めにやってしまった2020年ペアリング
もう大惨事です
今のところみんな元気にしていますが、再ペアリングやペアリング相手の変更など無駄に体力を消耗させてしまったのは落ち度どころではないです、生き物を相手にしているのに甘い見込みはしてはいけないと大反省です
M'sさんとリョーパパさんにはピンチを救っていただき大感謝です
相手も人間がこの子とこの子の赤ちゃんが見たいくらいの安易な考えではいけないのが良くわかりました
なんとなく子ができるわけではなく、相手の遺伝子を残したいという女の子ちゃんの声を聞かないといけないようです、喋ってくれないけど
そして6年目にして初めての孵化ズレに苦戦しています
交換時期のスケジュールも組み直さないといけません( ;∀;)ちかたない
羽化補助で上翅をできるだけとぅるんと仕上げるコツがわかってきたのは収穫かもですw
2020年度は始まったばかりさてどれだけの課題が出てきますやらやら…